こんばんは☆
諸田美恵(もろたみえ)です。
今日は私の大好きなルノワールに
ついて、素人目線で語ろうと思います。
芸術・西洋美術史が専門分野の方には
稚拙な表現があるかと思いますが
ご了承くださいませ。
↑ 1994年元旦に発売、2013年に第28刷発行の
小学館あーとぶっく④
構成・文 結城昌子さん(絵本作家)
ピエール=オーギュスト・ルノワール
1841年 フランス リモージュ生まれ🇫🇷
父は針子(洋服の仕立屋)
祖父は木靴職人という、
職人一家に生まれ育ちました。
ルノワールは13歳のときにパリの
陶器工場で絵つけの仕事に就きます。
もともと絵が得意なルノワールは
すぐに一人前の職人になりますが
機械化が進む当時、絵つけの仕事が減り
本格的に画家を目指すのです。
↑「読書する少女」フランクフルト シュテーデル美術館所有
諸説ある近代西洋絵画史ですが
近代美術の夜明けといわれる
「印象派」は1870年代にフランスで
起きた絵画の流れです。
絵の具の進歩により、
戸外で絵を描くことが可能になり
自然の光を忠実に画面に写し取る
印象派の目標=写実主義として
郊外でピクニックの光景や
船遊びの様子を好んで描いたそうです。
↑ 「草花の束をもつ少女」 サンパウロ美術館所有
のちに社交界で力のあった夫人の依頼で
「シャルパンティエ婦人と
その子どもたちの肖像」(画像 ↓)を
描いたのをきっかけにルノワールには
肖像画の注文が増えていったそうです。
晩年は南仏カーニュに移り住み、
多くの裸婦像を描いたルノワール。
78歳でこの世を去りますが
「わたしにとって絵画とは
愛らしく、楽しく、美しいもので
なければならない。」
という名言の通り、当時の世相とは真逆に
ただ明るく、陽気であることを
求め続けたそうです。
私は個人的にルノワールの
明るく、楽しく、美しい少女像や
花々の絵画が大好きです。
生い立ちが関係しているのか
少女の洋服のパフスリーブ(袖)や
帽子の繊細な素材感・ディティール
の描写が本当に秀逸です!!
国内で所有されている作品の中で
現地で鑑賞した、ポーラ美術館所有の
「レースの帽子の少女」と
「アネモネ」がかなり好きです。
↑ 最上段(左)「レースの帽子の少女」
最上段(右)「アネモネ」
ルノワール礼讃のパンフレットより(ポーラ美術館企画展)
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